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審美歯科とはHEADLINE


◆ 審美歯科概要

もし、あなたの歯が下の写真のようになっていたらどうしますか?

変色歯""

 左の前歯が黒ずんで変色しています。

また、左右の長さも違いますね!

  こんな歯じゃ、笑えない!

 もし、こんな歯の状態だったら、笑う時にはいつも口元に手を当てて笑うしかありませんね。

  さて、この写真の中に色見本が写っています。A1,A2と書いてあるのがお分かりの事と思います。

 普通、若い女性の場合には、少し色の黄色いA2という色が一般的ですが、この女性の場合には、むしろA1に近い色をしており、歯に透明感が強いのが特徴でした。

 この写真は、審美歯科治療開始時に色あわせをする時に撮影されたものです。

 患者さんの歯の性質等を考慮して、患者さんと話し合った結果、現在最も多く作製され、装着されていると考えられる『ジルコニアクラウン』で修復するという事で話がまとまりました。

 上の断面図がジルコニアクラウンの構造です。

 まず、歯の痛んだ部分を全て除去して土台をつくり、ジルコニアクラウンが適合するように削ります。

 この表面にジルコニアを使って冠を作ります。
 次にこのジルコニアの表面にセラミックスを焼き付けて作製します。
 

これにより、自然な透明感のある、
美しい歯を作る事が出来ます。

 

 実際に出来上がった『ジルコニアクラウン』です。

 内部に白くみえるのが、強度のあるジルコニアの冠です。この表面にセラミックスが焼き付けてあります。

 

 外見は、透明度の高い自然な感じの歯に仕上がっています。

 この歯ならば何の問題もなく、末永く使えると考えられます。


   
装着完了後に、ちょっと微笑んでもらった状態の写真です。
 形態も右側の天然歯を参考にして、長さもきちんと揃えて作製されています。
 これなら、思いっきり笑う事が出来ます。
 洋服選びやお化粧も楽しくなりそうですね。

実は、この患者さんは、このあと直ぐに結婚されたそうです。

披露宴での素敵な笑顔は、多くの参列した独身男性を、羨ましがらせた事でしょうね。

次に御紹介する患者さんは、ホワイトニング治療を先行して行い、その後に審美歯科治療を行ったケースです。

 患者さんは東京在住でしたので、ホワイトニングのための通院回数を減らすために、デュアルホワイトニング法で行いました。

 自宅では、ホームホワイトニングを行って頂き、当院には3ヵ月に2回程度来院頂いてオフィスホワイトニングを併用して行いました。

左の写真は、ホワイトニング終了時の状態です。

初診から8ヵ月程度経っています。 元々の歯はツートーンで、色はB3で、特に歯とはぐきの境目の強い黄色の着色が印象的な歯でした。

(初診時の写真が無いのが残念です)

写真を見てお分かりのように、全体としてきれいにホワイトニングされ、歯とはぐきの境目の強かった黄色も、ほとんど目立たなくなっています。(ホワイトニングの詳細につきましてはホワイトニングのページをご覧下さい。)

ところが、右側の真ん中の歯の色が気に入りません。

この歯は、中の神経が抜いてあり、もう随分長い間着色を気に病んでおられたようです

通常、歯の神経を抜いた場合には、歯の色が茶色く変色してきます。

しかし、この患者さんの場合には、丁寧にホワイトニング治療を行ったせいか、神経の無い前歯も随分と白くなっているように見えました。

しかし、神経の無い歯に対してのホワイトニング治療は、残念ながら期待できず、この症例でもこの白さが精一杯だと考えられます。

全体の歯の色はA1になって定着しており、ホワイトニング治療は大成功と評価して良いと考えます。


ここからは審美歯科治療の出番となります。

右側の真ん中の歯の着色部分を全て除去して、内部に『ファイバーコアシステム』を使って歯の土台を作り補強します。

歯の周囲を丁寧に削って被覆冠がかぶせられる状態にして、型を採り『ジルコニアクラウン』を作製して装着しました。


その時の状態が左の写真です。

この写真を一枚だけ見せられたら、どの歯が天然歯で、どの歯が『ジルコニアクラウン』なのか、ほとんどの方が区別できないと考えられます。

それにしても綺麗に修復できるものです。


 このページで御紹介してゆく審美歯科治療は、もちろんみなさんの御希望である綺麗な口元を手に入れる事を可能にしてくれます。

 しかし、そればかりではありません。使用材料の殆どが現在の歯科医療の中で最高であると評価されているものばかりです。

 そのため、御自分の残っている歯との適合性に優れ、清掃がしやすく、いつもベストな状態で御使用頂けるものばかりです。
 

審美歯科治療は、見た目の美しさばかりでなく、 皆さんの大切な歯を長持ちさせるのにおおいに役立ちます

 将来に渡って自分の歯で食事を楽しむことができ、お口の健康ばかりでなく全身の健康を守るのにおおいに役立ちます。

「先生!、ワタシはもう笑わない女になってしまうかも・・・・・」

 これは、もう20年以上も前の事です。

 健康保険を使って、下の小臼歯(糸切り歯の奥の歯)を治療した女性の患者さんから言われた、今でも決して忘れる事の出来ない言葉です。

 健康保険でピカピカ光る銀歯を小臼歯に被せました。
 ピカピカ光って、口をちょっとでも開くと、確かに『ぺっぴんさん台無し』でした。

 健康保険だけを使って、ただ単に安く治療を済ませてあげる事が『患者さんのためになる!』と信じていた頃の、胸が押しつぶされる様な気持ちになった、思い出のひとコマです。

歯科医は、お口の中の病気を治すのが仕事です。

 しかし、『歯』の役割は食べ物を噛み砕いて胃に送り込むだけではありません。

 ただ、『噛むだけ』が『歯』の役割であれば、日本の健康保険制度の範囲内での治療でほとんどが間に合うばずですが、実際はそうではありません。

前歯の色が悪い
お口の中の銀歯がギラギラ光って体裁がわるい
という状態が患者さんの精神面に大きな悪影響を与え、普段の生活態度が消極的になってしまうばかりではなく、患者さんの性格にまで影響を及ぼします

 

その証拠に、ここに述べます審美歯科治療を受ける事により、心の奥底にいつも抱えていた劣等感から解き放たれ、表情は豊かになり、性格も別人ではないかと思える程明るくなり、お化粧も服装も変わり、初診の時とは劇的に変化して綺麗になってゆく患者さんを沢山見てきました。

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 健康保険の治療が単に『歯』の機能の回復の為の治療であるとすれば、『審美歯科治療』は、歯のせいで病んだ心にアプローチするための診療

 たとえて言えば、お医者さんは体の不調を治療してくれますが、美しい音楽は『心』を治療してくれるのに似ています。

 『審美歯科治療』が終わって、心身ともに元気を取り戻された患者さんを見る時、いつも思います。

 『ひょっとしたら、これが本当の歯科診療なのかもしれない!』

 そして、『ホワイトニング』と『審美歯科治療』を併用して、治療を終了した患者さんを見るとき、いつもこう思います。

 『当院に来院された患者さんに全てに、こんな治療をしてあげられたらなぁ・・・』

 『歯』の機能の回復する、病んだ心を元に戻して元気に生活できる以前のような状態に戻してあげる、というこの二つの治療を出来るだけ両立させる事が、今後の歯科治療の大きな課題です。

 当院は立地条件のせいだと思いますが、接客を業務にしておられる患者さんが多く、幸いにしてかなり多くの患者さんに審美治療を施す機会に恵まれています。
 ある意味で、心身ともに健康・健常になって治療を終えられる患者さんを見る機会が多い事は歯科医師として幸せな事だと考えています。

 さて、歯の治療が健康保険を使って全て終了したとします

 これで、あなたは物を噛むという機能に関しては、とりあえず日常生活に差し障りない状態になっているはずです。

しかし・・・・・

   大切なお客様と商談をする時
、お友達と食事にゆく時
デートの時

 
 人前に出る機会はたくさんあります。

 そんな場面で、あなたの笑顔は素敵な状態になっているのでしょうか?

 人前で思い切り笑う事が出来る状態になっていますか?

 人に爽やかなイメージを与える条件の1つに、口元の歯並びと歯の形や色があります。

 アメリカのハリウッドスターや、アメリカ人の出世の条件の1つに、美しい笑顔があります。
 美しい笑顔は、人に対してさわやかで、清潔で、明るそうなイメージを与えるからです。

■ 健康保険での奥歯の修復

健康保険で行った治療は、こんな風でしたね!

 
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確かに、ちゃんと治療してあって、
噛むという事に関しては、問題なさそうですね。

でも、あなたはこんな治療で満足ですか?
なんだか、思い切って笑うことさえ出来ないような気がしませんか?

 特に奥歯に入れた『銀歯』は、アメリカの口の悪い歯科医から『ジャパニーズクラウン』(日本人が入れる銀歯)と嘲笑交じりに酷評されているそうです。

 腹がたちますけど、確かにカッコ悪いですよね。でも、これが真面目に保険診療をおこなっている先生達がしなくてはならない治療なんですよ。

 つい、1年程前の話ですが、アメリカから日本にこられた中年の男性の治療をしている時の事です。

 上歯の糸切り歯のひとつ奥の歯に冠をかぶせなくてはならなくなりました。

 この時に注意深く日本の保険制度について説明して、「その歯に『銀歯』をかぶせるが良いか?」と尋ねました。

 一言『No!!』と言われて私の提案は却下されました。

 彼は結構日本の保険制度を良く理解しておりました。

 ちょっとビックリしたのは『銀歯』に使用する合金について詳しかった事です。

 日本の保険制度では、JIS規格に適合した金銀パラジウム合金を使用します。このパラジウムは合金中に20%以上含まれております。

 彼はこのパラジウムを目の敵のように非難して言うには、
『このような金属を合法的に使用するのは世界中で日本だけで、世界中から歯科の治療にパラジウムを使用しなくなっているのが現実。』
との事。

 結局メタルボンド冠がお気に召した様子で、これを作って歯に被せてくれという事で話しがまとまりました。

 自分の歯の色に合わせたメタルボンド冠を装着した日、嬉しそうに鏡を見ながら、

『これが本当の歯科治療だ。こんな所にパラジウムを含んだ銀歯しか入れられない日本人は可愛そうだ!!』
と言い切りました。

 それほどまでに『ジャパニーズクラウン』は他国では嫌われているのかと、しばし愕然としました。

やはり、きれいな口元は女性に限らず、男性でも大切な事ですよね。

こんな風に治療できたら最高ですね!

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でも、健康保険ではここまで面倒みてくれません

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我々歯科医は、いつも心の奥底では、こんな風に治療したいものだと考えつつも、健康保険の制約のために、仕方なく毎日せっせと銀歯を作って、患者さんに装着しているというのが現実です。

あなたは、『それで仕方がない!』
と諦め切れますか?

せめて、目立つ所だけでも何とかならないものかと、
いつも鏡を見ながら考えていらっしゃるのではありませんか?

■ 健康保険での前歯の修復

 では、前歯の保険治療はどうだったでしょう?

 とりあえず、なんとか、満足とまではゆかなくても、一応格好がついた修復になったはずなのですが・・・・・では、時間がたつとどうなるのでしょう。

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 うーん! 外形が磨耗によって崩れ、変色している様子が良くわかりますね。
 場所によっては、内部の金属がみえる所もありますね。
結構おかしくなってしまうものですね!

 歯と修復物の間に食べ物のカスが詰まって、やがて虫歯になってしまうのも仕方ないような状態ですね。
 それでは、心機一転、この歯をセラミックを使った審美治療で修復しなおしてみましょう。

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 この症例はオールセラミックスクラウンという修復物で修復しなおしたものです。

 同一人物なのかと見間違うような素敵な口元に変わりました。

 歯と修復物との適合も良く、今後長期間に渡って安心してお使い頂ける状態になりました。

 これなら、顔の表情がワンランクもツーランクも上がり、 引っ込みがちの性格が明るくなり、洋服のセンスまで上がる事でしょう。

 歯や口元のコンプレックスは、見た目の美醜を左右するだけでなく、精神面にまでも影響を及ぼします。

清潔感あふれる素敵な笑顔は
、何物にも変えがたい宝物ですよね。

 これなら人前でも何の心配もなく素敵な笑顔でいられますし、見ている周囲の方も好印象を受けることでしょう。

 ところで、20年前の話に戻ります。

 私に向かって『もう、笑わない女になるかも・・・』と言い放った、女性の話しですが、その後暫くして『なんとかならないのか?』と相談を受けました。

 ちょっと費用がかかるかもしれませんが『メタルボンド冠』というものがありますと丁寧に説明しました所、即座に『メタルボンド冠』での治療を希望されました。

 彼女のお口の中に『メタルボンド冠』が装着された日、嬉しそうにしている彼女に向かって

今後は、笑顔の絶えない、明るい、
素敵な女性になって下さい。


 と言った所、今まで私に見せた事のなかった素敵な笑顔で、
はい!
と元気よく返事をしてくれました。

 歯医者になってよかったなと痛烈に感じた瞬間でした。

 彼女は、今でも私の心に残る女性の一人です。
 当院での審美歯科は、父の代の昭和40年代半ばから取り組み、その知識とテクニックを受け継いで現在に至っております。
 当院には、その場所柄からでしょうか、接客を仕事とする多くの患者さんに来院頂いております。

そのため当院では、審美歯科に関して、
レベルの高い、自然な美しさを追求しながら日々の臨床に望み、
膨大な症例数と歯の美しさに関する
ノウハウの蓄積があります。


正しい咬み合わせを十分に考慮に入れた
正統派の審美治療
を行い、
多くの患者さんに満足して頂きました。

 また、近年問題になってきている金属アレルギーに対応した、金属を全く使用しない審美治療も御提供しております。

 当歯科医院では、できるだけ本物の歯の白さや輝きに近づける様に、色々な材料を準備して、皆様のご希望に沿った審美歯科治療を行なっております。
 

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